最終更新日:2023年12月5日
冬も本番を迎え、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。この時期気をつけたいのは「体の冷え」です。今回は、冬におすすめの体を温めるハーブティーをご紹介します。
体が冷える原因
1.血行不良
寒いときには心臓や肝臓など重要な臓器が集まる体の中心に血液を集めて体温を維持しようとするため、手先や足先に血液が行き渡りにくくなります。
2.自律神経の乱れ
リラックスしている時は副交感神経が優勢となるので血管は拡張し、緊張している時は逆に交感神経が優勢となるので血管は収縮します。暖かい室内から急に寒い室外に出るなど、自律神経のバランスが乱れると冷え性につながります。
からだを温めるハーブティ
1.カモミール
カモミールには体を温める作用や、発汗作用など様々な効果があると言われています。また、心を穏やかにする効果もあるため、夜寝る前に飲むのがおすすめです。カモミールだけだと苦味があるので、ミルクティーにすると飲みやすくなります。
2.ジンジャー
意外に思われる方もいると思いますが、実はジンジャー(生姜)はハーブのひとつです。血行を良くして体を温めるだけでなく、免疫力アップの効果もあります。ジンジャーにはちみつを加えて飲むことで、より体を温めてくれるのでおすすめです。
3.ローズマリー
ローズマリーには血行を良くする効果があるため、冷え性改善につながります。その他、記憶力の向上や脳を活性化してくれる効果もあり、認知症予防や勉強・作業をする方にもおすすめです。
4.ルイボス
ルイボスは毛細血管を丈夫にし、血行を良くする作用があり、体の隅々までポカポカにする効果があります。また、老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きもあります。妊娠中や授乳中の方でも安心して飲める、万能なハーブティーです。
いかがでしょうか?
今回は体を温めるハーブティーについてお伝えしました。ハーブにはさまざまな効果や効能があるため、自分にあったものを選んでハーブティーを楽しんでください。
参考文献
いちばんわかりやすいハーブティー ナツメ社