春は気候や環境の変化でこころのバランスが乱れやすくなる季節です。
今回は自分でこころの不調を改善する方法についてお伝えします。
1. ストレスサインに気付きましょう!
気持ちが落ち込む、眠れない、イライラする、疲れやすい、食欲がないといった不調だけでなく、耳鳴りや頭痛、喫煙や飲酒量の増加など、その人特有のストレスサインもあります。
自分はストレスが溜まるとどのようなサインが出るのかに気付き、不調をそのままにせず早めに休息することが大切です。
2. 毎日の生活習慣を整えましょう!
こころが不調だと生活習慣が乱れやすくなります。
早寝早起きをする、バランスの良い食事を摂る、良質な睡眠を取る、適度な運動をするなど、できることから少しずつ生活習慣を整えることが大切です。
健康的な生活習慣を送ることはこころの健康を維持することにも繋がります。
3. 生活の中にリラックスタイムを作りましょう!
ゆっくりお風呂につかる、ストレッチをする、散歩をする、好きな音楽を聴くなど、自分なりのストレス解消方法を見つけ、気軽にできることをやってみることも大切です。
アロマオイルの香りでこころを癒すのも効果的で、気分を落ち着かせてくれるラベンダーの香り、気持ちを晴れやかにするオレンジの香りを生活に取り入れてみることもおすすめです。
4. できることに目を向けましょう!
こころが不調だと、「○○ができない自分はだめだ」「物事がうまくいかない」など、自分のだめなところやできないところに注意が行きがちです。
そんなときは、実際にできているところやうまく行っていることに注意を向けてみてください。
考え方や見方を少し変えてみるだけで気持ちが少し楽になります。
5. 困ったときは誰かに相談してみましょう!
困ったときや辛いことがあったときは誰かに相談すると気持ちが楽になることがあります。
友人や家族、職場の同僚など気軽に話せる人に相談してみましょう。
こころの不調が長く続く、悪化している、身近に相談できる人がいないという場合は、
医師やカウンセラーなどの専門家、地域の窓口などに相談することをおすすめします。
こころの不調に早く気付き、早めの休息とセルフケアをすること、困ったら我慢せず誰かに相談することが大切です。
参考文献:
厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」
日本アロマ環境協会「アロマテラピー検定公式テキスト1級」