山梨県厚生連健康管理センター
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山梨県厚生連健康管理センターでは、乳がんの予防と早期発見、ブレスト・アウェアネスの啓蒙啓発を目的とした医療従事者による専門チーム「Breast Health Support Team (ブレストヘルスサポートチーム)」を組織して活動を行っています。

このページでは乳がんに関する様々な情報を随時掲載していきますので、皆さまの健康づくりにお役立てください。

 

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2025.3.31

 

 

活動レポート(随時更新)

2025.5.15 令和5年度乳がん検診結果のまとめ

厚生連で行った令和5年度の乳がん検診結果についてまとめました。

 

①一般健診(基本)*(84,106人中、女性44,298人)

 

マンモグラフィ受診者は15,516人で前年度より391名増加しました。要精検者数は443人(要精検率2.9%)で、前年度と変化はありませんでした。精検受診者数は411人(精検受診率92.8%)で前年度より1.5ポイント減少しました。発見がんは35例(発見率0.23%)で、前年度と比べ0.06ポイント増加しました。

 

*一般健診(基本)とは当センターで実施している健康診断、職域健診、学校健診など、人間ドック以外の健診で採血を伴うものを指します。

 

 

 

 

乳房超音波検査の受診者は15,097人で前年度より227人増加しました。要精検者数は218人(要精検率1.4%)で受診率は91.7%でした。発見がんは42例、がん発見率は0.28%でした。

 

 

 

 

 

 

*提携健診とは、市町村・JA・厚生連が3者で提携し実施している健康診断を指します。

 

 

②人間ドック(30,644人中、女性15,137人)

 

人間ドック女性受診者14,990人中マンモグラフィ受診者数は10,586人(受診率70.6%)で、前年度より0.3ポイント増加しました。要精検者数は153人(要精検率1.4%)で前年度と比較すると0.7ポイント増加しました。精検受診者数は149人(受診率97.4%)で受診率は0.1ポイント増加しました。発見がん数は21例で発見率0.20%でした。

 

 

 

 

 

 

令和2年度より人間ドックの乳房超音波検査はオプション検査としています。乳房超音波の受診者は11,093人で前年度より83人増加しました。要精検者数は75人(要精検率0.7%)で受診率は94.7%でした。発見がん数は20例、がん発見率は0.18%でした。

 

 

 

 

 

人間ドックで乳がんが発見された28人が、どの検査で異常を指摘されたか内訳を示しました。

 

 

③外来診療

 

 

 

 

 

     

 

 

 

2025.3.17 乳がん症例検討会を開催しました

 

2025年3月17日に年度末恒例の乳腺症例検討会を開催し、センター内外より41名が参加しました。他施設の参加も案内していることから、18時~19時30分の開催となりました。ご参加ありがとうございました。

 


 

今回は2023年度に検診、人間ドックで発見された乳がん症例を放射線科より7例、臨床検査科より3例報告していただきました。さらに当センター乳腺外来担当医の中込医師より、乳房温存手術後のマンモグラフィ検診におけるトモシンセシスの有用性について報告しました。

 


 

放射線科からは腫瘤4例と石灰化病変1例について、過去の検査と比較して提示され、比較読影の重要性が示されました。一方、発育速度の遅い乳がんにおいては1~2年前の検査との比較ではあまり変化がなく、要精検としなかった症例が何例かありました。比較読影のピットフォールを学べたと思います。また、その他の所見で構築の乱れ1例、区域性の石灰化1例、高濃度乳房内の腫瘤1例の興味深い症例が示されました。

 


 

臨床検査科からは、小さな腫瘤でマンモグラフィでは検出できず要精検とするか迷った症例(カテゴリー3症例)が提示されました。今回の症例は乳がんと診断されたものですが、カテゴリー3のなかで良性と診断された症例との違いを今後検討していくとのことでした。

 


 

乳房温存手術後のマンモグラフィは、手術後の変化が強く診断が難しい場合が多いです。その中で5例の温存手術後の乳がんを提示しました。
トモシンセシスでは手術瘢痕が鮮明に描出され、その中に生じた小さな腫瘤を見つけることができました。しかしながら高濃度乳房では、腫瘤の輪郭が描出できない症例もありました。放射線治療による乳腺の線維化が影響しているかもしれません。トモシンセシスでは放射線量が少し増えることもあり、どのように活用していくかが今後の課題です。

 


 

症例検討会では参加者全員が熱心に耳を傾け、改めて乳がん検診の重要性について認識を深めていました。

このページでは今後も様々なコンテンツを配信していきますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

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