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みなさん、こんにちは。

新年度を迎え、忙しい毎日をお過ごしのことと思います。

春らしく暖かい日が増えてきましたね。春は出会いと別れの季節となり、新しい職場や新しい仲間、引越しなど、環境の変化がある時期でもあります。

4月になり、当センターの人間ドックにおける健康教室の内容も新しくなります。今回のテーマは「ドライマウス」についてです。

最近、「口の中が乾く」「いつも口内炎がある」「虫歯でもないのに痛みがある」「食べ物が喉につかえて、うまく飲み込めない」など、口の中の状態に変化を感じる方が多くなっているそうです。

 

今回はそんなドライマウスについて、みなさまにご紹介していきたいと思います。

 

ドライマウス

お口を守る、唾液の役割とは?

1.食を支える

消化作用
唾液に含まれる酵素はデンプンを分解して吸収しやすくします。

 

食塊形成作用
唾液にはムチンというネバネバした成分が含まれており、食べ物がまとまり、飲み込みやすくなります。

 

粘膜保護作用
唾液に含まれるムチンは口内・喉・食道などを保護し、硬い食べ物が通っても粘膜が傷つかないようになっています。

2.体を守る

抗菌作用
外界から入ってきた細菌や、口内細菌の増殖を防ぎます。

 

中和作用
口腔内の細菌が糖質から作った酸や、逆流した胃酸を中和します。

 

修復作用
唾液には傷を治す因子が含まれており、お口の中の傷の修復を促します。 

ドライマウスの原因と症状

1.原因

加齢、口呼吸、薬の副作用、ストレス、更年期におけるホルモンの変化、シェーグレン症候群や糖尿病、など。

2.自覚症状

口が渇く、舌がヒリヒリする、しゃべりづらい、口の中がネバネバする、口臭が気になる、など。
ほかにも、「唾液の分泌量が低下する」ことで、以下のような症状につながることがあります。

 

・虫歯や歯周病になりやすくなる

・風邪を引きやすくなる

・飲み込みにくくなる

・味覚がおかしくなる

 

口は唯一、自分で触れることのできる臓器でもあるのですが、意外とお口の中のことには意識が向けられていないことが多いようです。

今回は、ご自宅でできるようなドライマウスの対策を何点かご紹介します。

ドライマウスの対策

 

唾液腺のマッサージをする

唾液腺に刺激を与えて唾液が出やすい環境を作ります。

 

お口の体操を取り入れる
お口の中や、お口の周りの筋肉を動かすことで唾液の分泌量が増えます。
また小顔効果やたるみの改善などのアンチエイジング効果もあります。

 

よく噛んで食事をする
唾液腺を活性化させるために何よりもよく噛んで食事をすることが大切です。

 

適度に水分補給をしてお口の中を潤す
適度な水分摂取は口の中の乾燥を防ぎ、唾液分泌の促進を図ることができます。

 

規則正しい生活を送り、ストレス発散やお部屋の加湿などの環境づくりをする
唾液の分泌の指令を出している自律神経のバランスを整えることがポイントです。

 

鼻呼吸を意識する
口を開けている状態が長いほど口は乾燥しやすくなります。
無意識で行っている呼吸から意識することが大切です。
  
    
今回は近年、年齢を問わず増えてきているドライマウスについて紹介してきました。

 

人間ドックで行っている教室では、今回ご紹介した対策について資料を用いて、より具体的にご説明していますので、人間ドック受診の際には是非、お昼の健康教室にもお立ち寄りください。

 

 

参考文献

栗原毅+栗原丈徳.オーラルフレイル万全対策<糖尿・がん・ボケ・寝たきり>口を鍛えればすべて解決する:主婦の友社、2020、191p

周東寛.死ぬまで元気で楽しく食べられる・話せる:コスモ21、2017、169p

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