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最終更新日:2025年9月1日

認知症 脳 トレーニング 高齢 若年 健康

脳を健康に保ちましょう!

みなさんは「認知症月間」をご存じでしょうか。日本では「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」(2024年)において、認知症についての関心を広め、理解を深めるための啓発期間として9月を認知症月間と定めています。年齢を重ねるほど認知症のリスクが高まりますが、若いうちから生活習慣を見直すことで、高齢になっても脳を元気に保つことができます。脳と身体をいつまでも健康に保つために、年齢に関係なく今からできることを意識して、生活習慣を見直していきましょう。

 

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認知症とは

年齢を重ねるごとに、「物忘れが増えた」「集中力が続かない」といった変化を感じる方が増えてきます。認知症とは、「いろいろな原因によって脳の細胞が障害され、記憶や判断力など認知機能が障害された状態が続き、生活する面での支障が出ている状態のこと」を指します。

認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがありますが、この中で脳血管性認知症は日常生活を見直すことで予防できる認知症です。

脳血管性認知症

脳血管性認知症は脳梗塞や脳出血などにより脳内の血管が破れたり、流れが悪くなったりすることで、脳細胞に酸素や栄養が行き届かないことによって起こります。また、脳梗塞など大きい発作だけではなく、小さい梗塞(無症候性脳梗塞)によって、自覚症状がないうちに発症することもあります。こうした脳梗塞や脳出血などの脳の病気は、糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病や、飲酒や喫煙などの生活習慣が大きく関係しています。

 

 

 

認知症を防ぐために

認知症は予防できない病気ではありません。脳は使い方次第で、いつまでも元気に保つことができます。加齢や遺伝性によるものは対策が困難ですが、バランスの良い食事や適度な運動、社会的な交流を持つことで、認知症のリスクを大きく減らすことができます。

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 バランスのとれた食事

青魚を食べる

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青魚には脳の細胞を活性化させてくれるDHAEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富で、脳の健康維持に役立ちます。また、血液をサラサラにしてくれる効果もあるので、動脈硬化や高血圧の予防にも役立ちます。サバ、サンマ、イワシなどがおすすめです。

 

 

 

緑黄色野菜、豆類、果物を摂る

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ほうれん草、小松菜、納豆、枝豆、いちご、キウイフルーツ、オレンジなどには葉酸が多く含まれています。葉酸はビタミンB群の一種であり、不足すると動脈硬化を進行させる物質を増加したり、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβの作用を強めたりしてしまいます。

 

 

 

塩分を控える

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先にも記載しましたが、脳血管性認知症は脳梗塞や脳出血との関連性があります。脳出血を引き起こす要因として高血圧があるため、高血圧予防のために減塩を意識した食事を摂りましょう。みそ汁は11杯までにする、野菜や具を多く入れて汁の量を少なくする、減塩表示のしょうゆやみそを使用する、ラーメンの汁は最後まで飲まないなど工夫しましょう。

 

 

 

 定期的な運動

運動で血液循環をよくすることで、脳への血流がスムーズになり、脳神経が活性化されます。息が軽く弾むくらいのウォーキングや水泳、自転車などの有酸素運動がおすすめです。家の中でも、立ったり座ったりを繰り返す運動や、掃除や家事を積極的にすることもおすすめです。

 

 

 

社会的な交流

家族や友人、近所の方と話したり、交流したりする時間はありますか?家にいる時間が長いと刺激が少なく、活動量も減るため、認知症になりやすくなります。脳や身体を使う趣味をつくることで、他者との交流の場も広がります。地域活動や町内会などの活動が身近にあれば、積極的に参加しましょう。

 

主に頭を使う趣味

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ゲーム、囲碁・将棋、麻雀、映画・演劇鑑賞、パズル、カラオケ、合唱・楽器演奏、英会話、俳句など

 

主に体を使う趣味

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テニス、卓球、山歩き、ゴルフ、サイクリング、水泳、ダンス、ボウリング、ヨガなど

 

 

 

自宅でできる!簡単脳トレ運動

2つのことを同時に行う「ながら動作」を行うことで、脳が刺激されて脳の活性化につながります。以下の脳トレは、脳を鍛えるだけでなく軽い運動になるため、自分のペースでぜひ行ってみてください。

 

ウォーキングをしながら計算

「100-3=97、97ー3=94…」という風に、歩きながら100から3を引いていきます。計算に慣れてきたら引く数字を7に変えてみたり、それ以外の数字に変えてみたりと、工夫ができます。

 

足踏みしながら手拍子

椅子に足裏全体がつくように浅めに腰掛け、腕を振りながら足踏みを行い、3の倍数で手拍子をします。慣れてきたら、こちらも7の倍数やそれ以外の倍数に変えて行ってみましょう。

 

 

 

参考文献

国立長寿医療研究センター「認知症とは」

https://www.ncgg.go.jp/dementia/about/

(2025年8月18日アクセス)

 

厚生労働省「政策レポート(認知症を理解する)」

https://www.mhlw.go.jp/seisaku/19.html

(2025年8月18日アクセス)

 

 国立長寿医療研究センター「認知症の危険因子と運動による予防 」

https://www.ncgg.go.jp/ri/labo/22.html

(2025年8月18日アクセス)

 

内閣府ホームページ「高齢化の状況 令和6年版 高齢社会白書(全文)(PDF版)」P1~3

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf

(2025年8月18日アクセス)

 

|日本認知症学会「認知症とは?認知症をきたす主な病気」

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf

(2025年8月18日アクセス)

 

厚生労働省「介護予防マニュアル 第4版(令和4年3月)」P85

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001238871.pdf

(2025年8月18日アクセス)

 

 

 

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