春は入園、入学、入社、部署異動など、大人から子供まで新たな環境となる方が多い季節ですね。この時期は、緊張やストレスで疲れやすいと感じる方もいらっしゃるかと思います。ココロも身体も元気に過ごすために、朝食をしっかり食べて元気生活始めませんか!?
朝食の役割って?
①栄養素とエネルギーの供給源
朝食は、寝ている間に使われてしまったエネルギーやビタミン・ミネラルを補給する役割があります。朝のビタミン補給は肌の健康維持にも効果的です。
②体温を上げ、体を目覚めさせる!
寝ている間は体温や心拍数、血圧等が低下します。朝食を食べることにより、血流が良くなり、体温も上がり体が目覚めます。
③体のリズムをつくる
朝食を食べることにより、身体に朝が来たことを知らせ、体内時計を正確に刻ませる(リセットさせる)働きがあります。
何を食べれば良い?
ごはんまたはパンなどの主食を食べましょう。ただし、菓子パンは糖分や脂質が多く含まれるのでNGです。食パンやロールパンがおすすめです。肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質と、野菜や果物のビタミンやミネラルを摂るようにしましょう。
朝食を食べる習慣が今までなかった方は、まずは野菜ジュースやヨーグルトなど軽いものから始めましょう!
知っていますか?”温朝食”のススメ
朝起きて温かい物を食べると、頭がすっきりして、脳が働きやすい状態になります。緊張感やイライラが緩和され、脳のエンジンもかかりやすく、集中力もアップします!更に、胃腸の働きが活発になり、理想のバナナうんちも出やすくなります♪
温朝食は、脳の活性化だけでなく、腸内環境までも整えちゃう優れものなのです!
朝食欠食は生活習慣病に繋がる!
1日の食事回数を減らすと体に脂肪を蓄えようとする適応現象が起こり「省エネモード」となるため、かえって太りやすい体質になります。その結果、内臓脂肪が増えてくると脂肪細胞から悪玉ホルモンが分泌され血圧、血糖値、中性脂肪値といった動脈硬化に繋がる数値が上がりやすくなりますので、 3食決まった時間に食事をとることが重要です。
まずは、朝食を食べて生活リズムを整えましょう。そのためには、早寝早起です!!それが一番大変かも!?(笑)
参考文献:「図説朝食の歴史」著者アンドリュー・ドルビー、訳大山晶
国民健康調査・栄養調査