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今月のおすすめ♪
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皆さんこんにちは!
残暑が続いていますが、いかがお過ごしですか?
今回は夏場に日焼けでダメージを受けた肌や、乾燥が気になる冬場に向けた、”秋から始める美肌を目指す食事のポイント”をお伝えします!

肌の老化を防ぐ食べ物!ビタミンACE(エース)を取り入れよう!

肌を若々しく保つために必須のビタミンは、ビタミンA・C・Eの3種類!この3つを一緒に摂ることで酸化していく身体を守るパワーが倍増します。

ビタミンA

緑黄色野菜やレバー、うなぎ等に多く含まれ、皮膚や粘膜を丈夫にして、免疫力を向上させる働きがあります。欠乏すると、肌荒れやかさつきが出てきます。また、ビタミンAは脂溶性ビタミン!水洗いや加熱に強く、油脂に溶けやすい性質があるため、油と一緒に調理して食べることで吸収率がアップします。ただし、油の摂り過ぎはオイリー肌の原因になるため、1日大さじ2杯までを目安にしてください。摂り過ぎにはご注意を!

ビタミンC

柿やすだち等の果物やブロッコリー、モロヘイヤ、ほうれん草等の葉物野菜に多く含まれています。シミ、そばかすの元となるメラニンの生成を抑える働きや、抗酸化作用があります。

 

★注意★
ビタミンCを多く含む柑橘系の果物には、”ソラレン”と呼ばれるメラニンを刺激してシミを作りやすくする成分も含まれています。ソラレンは、食べてから2時間後にその作用がピークになり、その後徐々に減退していきます。日中紫外線を浴びる時には、オレンジやグレープフルーツ等の柑橘系の果物やジュースの摂取は避けるようにしましょう。また、糖分の摂り過ぎはシミ、シワ等の細胞の老化に繋がりますので、果物は1日片手の平に乗るまでを目安に召し上がってくださいね!

ビタミンE

ビタミンE

ナッツ類やさつまいも、春菊に含まれていますが、強い抗酸化作用があり、肌荒れを緩和させる働きがあります。また、ビタミンCと一緒に摂取することで、抗酸化作用がアップします。ただし、ナッツ類は脂質が豊富に含まれているため、食べすぎはニキビや肌荒れの原因となりますのでご注意を!

美肌をつくるお助け食材たんぱく質とオメガ3!

皮膚の構成材料となる”たんぱく質”と、肌の炎症を抑える”オメガ3″と呼ばれる良質な油を摂取することが美肌への近道です!

たんぱく質

たんぱく質は、皮膚や髪の毛、爪などの構成成分の他に、ビタミンやミネラルなどを運搬する働きもあります。そのため、美肌のベースとなる栄養素と言えます。たんぱく質は、必須アミノ酸※をバランス良く含んだ、卵、肉、魚、乳製品の中から、毎食1品は摂るよう心がけて下さい。また、たんぱく質の代謝に必要不可欠なビタミンB₆※の摂取も忘れずに!たんぱく質を摂取してもビタミンが不足すると体内でうまく利用できません。マグロやカツオ、鶏肉はビタミンB₆を多く含み、脂質も少ない食品のためオススメです。

 

※必須アミノ酸…体内では十分に合成されないため、食事から摂る必要があるアミノ酸。

※ビタミンB6...にんにく、くるみ、玄米にも多く含まれています。

オメガ3

オメガ3とは、さんま等の青魚に含まれるDHAやEPA、えごま油に含まれるαリノレン酸と呼ばれる脂肪酸の総称です。抗炎作用で肌荒れを防ぐ働きがあり、ニキビや赤みを予防してくれます!ただし、良質な油でもカロリーはどれも一緒!大さじ1杯=100kcalありますので、摂り過ぎは禁物です!

 

美肌のためにバランスの良い食事を心がけ、特に、ビタミン、たんぱく質、良質な油をしっかりと摂取し、体の中からのケアを忘れずに。秋はおいしい食材が盛りだくさん!ただし、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を!

 

秋紅葉

 

参考文献

・おいしく健康をつくる あたらしい栄養学 吉田企世子、松田早苗 P136~137、178~183、230~231

・「食事10割」で体脂肪を燃やすオトナ女子のための食べ方図鑑 森拓郎 P22~25、60~61、70~71、78~85
・日本食事摂取基準2015 菱田明、佐々木敏監修 P165、226

 

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