最終更新日:2024年1月26日
最近一段と寒くなりましたが、皆さん体調はいかがですか?
体の冷えと病気は相互に関係し合っていると言われています。
この時期恋しいのが「お風呂」ですね。
今回は、冷えをとる効果的な「入浴」方法をお伝えします。
入浴の効果とは?
●温熱作用 「体を温める働きのこと」
湯船につかると、体温が上がり、血流がよくなります。
●水圧作用 「体にかかる水の圧力のこと」
この圧力は、体の表面だけでなく皮下の血管にも加わり、滞りがちな血液やリンパを刺激してくれます。
●浮力作用 「体重が軽くなる働きのこと」
湯船につかると、体重は普段の10分の1になります。そのため体重を支えている筋肉や関節を休ませることができ、体全体の緊張がほぐれリラックスできます。
冷えとり入浴ポイント
かけ湯をして温度に身体を慣れさせてからゆっくりと浸りましょう
急に湯に浸かることで身体が驚かないように、かけ湯をして身体を慣らします。
38~40℃のややぬるめの湯が効果的です
ぬるめの湯に入ることでゆっくり浸かることができ、身体の芯まで温まります。
時間は約20分を目安に入浴しましょう
のぼせるまで入ってしまうと疲労の原因にもなるので20分程度がおススメです。
シャワーだけではなく、しっかり湯船につかりましょう!また、入浴するときには炭酸ガス系の入浴剤を入れると、入浴剤の成分が皮膚の表面のたんぱく質と結合することで身体全体を包み込むベールができます。それにより温浴効果が高まり、温かさが持続します。
自分に合った入浴法で体を温め、寒い冬を乗り切りましょう!
参考文献:厚生労働省「生活習慣病予防のための健康情報サイト」