最終更新日:2025年3月1日
暖かい春の陽気を感じられる季節が近づいてきました。春は1年のうちで寒暖差が1番大きく、身体の不調を感じやすい時期です。今回は頭と顔の筋肉をケアして、頭痛や肩こり、睡眠不足などの不調を改善する方法について紹介します。
頭と顔の筋肉について
頭の筋肉は、前頭筋、側頭筋、後頭筋という3つの筋肉から構成されています。頭の筋肉が凝り硬まってしまうと、頭痛や肩こりが生じたり、睡眠の妨げになったりすることがあります。そして、頭の筋肉は顔の表情筋にも密接に繋がっているため、表情筋が衰えることでそれらの症状が出やすくなります。
顔には30種類以上の筋肉が存在しており、それらを総称して「表情筋」と呼びます。それぞれの筋肉が協力し合って、目や口、鼻、頬などを動かしています。表情筋が衰えてしまうと、口角が下がり、頬のたるみやしわ、ほうれい線が目立つようになります。
頭と顔の筋肉をケアすることで得られる効果
頭のマッサージにより心地よさを感じると、自律神経の副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます。また、硬くなった筋肉がほぐれやすくなるため、肩こりが和らいだり、筋肉の緊張からくる頭痛を防いだりする効果が期待できます。就寝前に行えば、深い眠りに入りやすくなるなど、快眠に繋がるというメリットもあります。
それに加えて表情筋を鍛えるケアをすることで、血行が良くなりむくみの防止や唾液の分泌促進、さらにしわを薄くしてたるみの予防になります。特に口周りのケアを継続すると、滑舌が良くなりオーラルフレイルの予防や、歯周病、虫歯、口臭の予防にも繋がります。
※オーラルフレイルとは、噛んだり飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指し、早期の重要な老化のサインとされています。嚙む力や舌の動きの悪化が食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで人や社会との関わりが減る要因にもなります。
頭と顔の筋肉のケア方法
毎日継続してケアを行うことで、効果が得られやすくなります。今日からできることを始めて、身体の調子を整えていきましょう。
頭のマッサージ
1.頭頂部を包み込むように左右の手指の腹を頭頂部に軽く当てます。指の腹で軽く圧をかけたまま5~10秒間、円を描くように前後に動かします。
2.少しずつ指を動かしながら頭頂部全体をマッサージします。
3.指の腹の位置を耳の後ろから後頭部へとうつしながら、1か所につき5~10秒間、円を描くように動かします。

表情筋のトレーニング
あいうえお体操
1.「あ」「い」「う」「え」「お」と口をゆっくりと大きく開けましょう。
2.10回繰り返します。

舌だしエクササイズ
1.舌を前に出します。
2.ゆっくりと舌を口の中に戻します。
3.10回繰り返します。

ブクブクエクササイズ
1.口に水を含み、ブクブクと口と顎を動かします。左右上下、頬をしっかりと膨らませるように行います。
2.20秒間行います。

笑顔筋トレーニング
無表情でいると、顔の筋肉が衰えてしまいます。笑顔も顔の筋トレになるので、楽しく過ごして笑顔の時間を増やすようにしましょう。
左右バランスよく嚙む
片方ばかりで噛んでいると、使わない方の筋肉が衰えてたるみやすくなります。左右のバランスを考えて、よく噛んで食べるようにしましょう。
ウーイー体操
1.口を「ウー」とすぼめます。
2.口を「イー」と横に開きます。
3.これを10回繰り返します。

唾液プッシュ
1.両耳の手前、骨の出っ張りの近くの小さなくぼみを指の腹で、10秒間押して離します。
2.この動作を3回繰り返します。
3.次に同じ部位をぐるぐると円を描くようにマッサージをします。
この場所から出る唾液には「パロチン」というホルモンが含まれています。パロチンは若返りホルモンと呼ばれており、皮膚の新陳代謝を活発にしたり、髪の成長を促進させたりします。

引用文献




