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皆さん、こんにちは!
暑さはだいぶ和らいできましたが、朝晩は寒暖の差があり体調を崩しやすい季節です。そこで今回は、夏の疲れが出やすいこの時期の食事のポイントについてお伝えします。

夏の疲れの原因は?

今年の夏も暑く、冷房の効いた部屋で過ごす時間が長い方も多かったのではないでしょうか。冷房により体は冷え、屋外との温度差によって自律神経も乱れやすい状態になるので、その結果、倦怠感や食欲不振などの症状が現れます。また、暑さのせいで冷たい物ばかり食べるとさらに体を冷やし、胃の消化機能も低下するので、食欲低下につながります。

 

夏の日差し

体調が優れない時こそ気を付けたい食事!

Point1 バランスの良い食事を心がけるべし!

夏場に冷たい素麺やそば、ひやむぎなどの麺類ばかり食べると、炭水化物をエネルギーに変える時に必要な「ビタミンB1」の消費量が増加します。このビタミンB1が不足すると、効率よくエネルギーを作り出すことができず、疲れの原因となります。ビタミンB1は、肉や魚介類に豊富に含まれていますので、麺を食べる際は、たんぱく質(肉、魚介類、卵など)をプラスするとよいでしょう。特に脂の少ない豚肉はおすすめ!さらに、ねぎやたまねぎ、にんにくに含まれるアリシンには、ビタミンB1の吸収をアップする作用があるので、薬味として添えるとさらに効果的です。冬場も温かいうどんやそばを食べることがありますが、麺だけにならないよう、肉や魚介類、野菜なども付け合わせバランスを整えましょう。

 

うどん

Point2 食欲増進作用のある食材を活用するべし!

食欲がないからと言って、食事量を減らすと栄養素が摂取できず、なかなか症状が改善しません。栄養補給のためにも、食欲増進効果のある食材を上手に使うようにしましょう。脳には食欲中枢があり、香りや味、温度、視覚などの五感で感じる刺激によって食欲を増進させることができます。

 

◆香り・・・ねぎ、たまねぎ、スパイスなどを効かす
◆味・・・かんきつ類、お酢、梅干などさっぱりとした味にする
◆色・・・かぼちゃ、なす、きのこ・鮭などを組み合わせ彩りよく盛り付ける

 

夏野菜

 

夏の疲れが残り、なんとなく不調な時こそ、ぜひ食事の見直しを!
食事は量より質を整えることで疲労回復に繋がります。

おすすめレシピ

 レシピ1 焼きさんまの炊き込みごはん
 レシピ2 サーモンのマリネ

 

 

参考文献
・あたらしい栄養学 吉田企世子 松田早苗
・栄養の基本がわかる図解事典 中村丁次

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